シャッキーン

きらきら

わー

だらだらと最後の課題を終わらせて夏休みに入った

この夏は、どこにも行けないし会いにくくなってしまったので、お家で本をたくさん読もうと思う。

今はトルストイの「復活」を読んでいる。あと数十ページで終わりそうで悲しい。父から勧められた本だ。はじめのほうは堕落した男とその周囲にイライラしていた。しかし、題名のようにネフリュードフの心の変化がわたしを励ました。こんな世界でもより良く生きる、人々のために自分を変えていく姿が素晴らしいと思った。

自分もこの人になりたいという思いと自分にはなれないと、両方感じてしまう。それくらい彼は改心したから。

 

自分の嫌な過去を悔い改める、そして二度と繰り返さない、口では簡単に言えるけれど実行している人間はいるのだろうか。あれほどの悲痛を訴える戦争も誤審も、家庭内暴力も差別もどこにでもいつまでもある。

しかし、ネフリュードフのような人がいるのならば、また世界は美しく見える。